TOEIC700は簡単なリスニングで充分

TOEIC600では英語が最低限できる人という評価をされることが多いですが、700を超えてくるとある程度英語が得意な人という評価に変わってきます。

TOEICで700を取得するためにはかなりの努力が必要で、英会話の内容もほとんど聞き取れなければいけないというイメージを持っていませんでしょうか。

実は決してそんなことはなく、TOEIC700までであれば基礎的な単語力に加えて、単語が断片的に聞き取れる程度のリスニング力を身に着けることで充分に目指すことが出来ます

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TOEICでは簡単なリスニングだけで正解できる問題も多いため、スコア700を目指す場合、リスニングの配点多めであることがおすすめです。

具体的にはリスニング400、リーディング300くらいの割合がおすすめです。

中にはリーディングの方が得意な方もいらっしゃると思いますが、そんな方は簡単なリスニングを身につけるだけでさらに高得点を目指すことが可能です。

すべてを聴き取れなくよい

リスニングに取り組むにあたり、すべてを聴き取らなければいけないと思っていませんでしょうか。

上記でもお伝えした通り、TOEIC700を目指す場合には文章の中で重要な意味を持つ単語が聞き取れるだけで問題ありません。

すべてを聴き取ろうとすると反対に何も聴き取れなくなってしまうこともあります。

このあたりのスコアの場合、大まかな内容を理解するという意識を持って取り組むことをおすすめします。

リスニングは調子による影響が大きい

どんな試験でもその日の体調などの調子によって左右される要素はありますが、英語のリスニングはその影響がかなり大きいと言えます。

リスニングの問題は45分間もある上に、一回しか聞くことが出来ません。

余程英語を聞きなれている人でもなければ、かなりの集中力が必要であり、当然聞き逃してしまうこともあります。

何度もTOEICを受験している方であれば、以前よりも低い点数を取ってしまい、落ち込んでしまう方もいると思いますが、特にリスニングはそういうものだと割り切ってしまった方が良いです。

私自身も半年ほど気合を入れて英語を勉強し、やる気満々でTOEICを受験したにも関わらず、スコアが100以上下がってしまい、落胆してしまった経験がありますが、3か月後に受験した際にはスコアが200以上上がっていました。

特にリスニングのスコアは安定しにくいので、スコアが下がってしまう場合もありますが、勉強を継続したことであなたのスキルは確実に上がっています

リスニング教材が簡単に手に入る時代

ひと昔前までは英語のリスニング教材を手に入れることが難しく、経済力によって左右される要素が大きかったのですが、近年ではスマホの普及によりリスニング教材が簡単に手に入るようになりました。

私は通勤時や家事をしている際などにPodcastを利用してリスニングの学習を行っています。

実際に利用しているPodcastとしては、ある程度余裕がある時には、Jun Senesac氏の「Hapa英会話Podcast」、仕事で疲れていたり聞き流す程度にしたい時には、英語のそーた氏の「台本なし英会話レッスン」を聞いています。

新しくでてきたものに抵抗がある方もいらっしゃるかと思いますが、時代の変化により便利になっていくツールを利用しない手はありません

私自身もう若くない世代ですが、これからも新しく生まれていくツールを積極的に活用し、効率的に学習していきましょう。