TOEIC600は難しくない

就職・転職活動において、履歴書に書いて英語力が評価される条件としてTOEIC600が基準となる場合が多いです。

TOEIC500でも履歴書に書いてよいと聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、それなりの企業を目指す場合には評価されないどころか、高くない点数をわざわざ書いていることで反対にマイナス評価になってしまうこともあります

もちろん外資系企業や英語を専門的に使用する職業などを目指す場合には、さらに高得点が必要になってきますが、多くの場合はTOEIC600で充分に武器の一つとなります。

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そのため、TOEIC600を目標にする方も多いのではないでしょうか。

25歳営業職
25歳営業職
TOEIC600取るのはかなり大変そうだな・・・

しかし、英語学習を始めて間もない方の中には「TOEIC600はかなり英語が得意な人」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

私自身も以前まではそう思っていましたし、それ以下の点数でも周囲に自慢し、マウントを取ってくる人にも何人も会ってきました。

しかし、はっきり言ってTOEIC600は簡単に取ることが出来ます。

さらに言うと単語を覚えるだけで充分に取ることができる点数です。

単語だけで大まかな内容が理解できる

当たり前のことではありますが、英語において単語はすべての基本であり、単語がわからなければリスニングもリーディングの文章の意味も絶対にわかりません。

しかし、逆を言えば単語の意味さえわかれば、大まかな内容は理解することができます

TOEICには複雑な文法を理解しなければ答えられない問題も含まれていますが、そのような問題は諦めても600くらいまでのスコアは充分に狙うことが可能です。

【経験談】テスト赤点から単語だけ覚えてTOEC600

ここからは、私自身の経験談になります。

私は進学校であるか微妙なくらいの高校に通っていましたが、その中でも英語のテストで赤点を取っていました

クラス対抗の球技大会が行わる日に、私を含む数名の生徒だけが参加することができず、英語の追試を受けた記憶があります。

その後、家庭の事情から大学進学は諦めていましたが、紆余曲折あって受験勉強もほとんどすることなく、いわゆるFランク大学に進学することになりました。

つまり、この時点で英語力は全くと言っていいほどありませんでした。

平均的な中学生以下の英語力だったと思います。

受験勉強もしていないので英語の教材を買ったこともなく、奨学金を借りてアルバイトをしながら大学に通っていたので、そのお金を用意するのも一苦労でした。

そこで、友人に受験が終わって必要がなくなった教材を譲って貰いました。

その中には文法の本などもありましたが、当時は全く内容が理解できなかったため、自分には無理だと思いました。

唯一「ターゲット1900」という単語の本なら自分でも読むことができると思い、とりあえず単語だけを覚えることにしました。

受験勉強用の教材なので、当然TOEICに特化したものではありませんでしたが、基本的な単語すら全くわからない状態からのスタートだったため、それでも勉強になると感じました。

通学時間が片道で一時間以上あったので、その時間で単語を覚えることにして、覚えきれなくても良いので毎日50個の単語を勉強するというルールを定めました。

そんな生活を数か月続けた後、TOEICを受験した結果、スコアは600を超えることが出来ました。

「自分にもできる」と思うのが重要

当時はTOEIC600は高い点数というイメージがあったため、正直なところ「これだけの勉強で取れる点数なのか」という驚きがありました。

マウントを取ってくる人から「お前には無理」と言われ、真に受けてしまったたこともありますが、それは「無理であって欲しい」というその人の願望でしかないということが今ではわかります。

そこで諦めなくて本当によかったと思います。

もしあなたが英語学習を始めて間もないのであれば、TOEIC600はあなたが思っているより決して難しくない目標です。

「自分にもできる」と思い、自分にできそうな勉強方法を継続することで絶対に達成できると信じましょう。

読んでくれたあなたが目標を達成できることを私を応援しています。

一緒に頑張りましょう。