英語学習の目的を改めて考えよう

この記事を読んでくれているあなたはきっと英語を必死に勉強している仲間だと思います。

その目的を改めて一緒に考えてみましょう。

海外旅行先で外国人と話せるようになりたい。

英語の本を読んだり、映画を英語音声で観れるようになりたい。

そんな理由もあると思いますが、多くの方はまず第一に就職や転職活動を有利にしたいという目的を持っているのではないでしょうか。

そんな場合に英語力はとても強い武器であることは間違いありませんが、英語力だけではなく、専門分野に関する能力を同時に鍛えることが重要である理由について、本記事では考察していきます。

英語だけではかなり高いレベルが求められる

まず間違いなく、英語力だけを武器に就職や転職活動を行った場合、かなり高いレベルが求められることになります。

厳しいことを言いますが、TOEICのスコアが600~700くらいではそれほど評価はして貰えないでしょう。

仮にあなたの強みが英語力だけであるならば、外国人の方と英会話が問題なくできるレベルであったり、仕事として翻訳が可能なレベルでないと中々評価して貰うのは難しいと言えます。

語学を学習している方であれば、「語学はあくまで手段であり、目的ではない」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

近い例として、タイピングがどんなに早くてもその入力する内容を考える能力がなければ、評価して貰える機会は少ないことが挙げられます。

英語と専門分野の相乗効果

ここまで英語学習者に対しては辛辣なことをお伝えしましたが、反対に言えば専門分野と組み合わせればある程度の英語力でもかなり強みになります

私自身の経験としても、理系の技術者としての資格と能力に加えて、英語力を武器として転職活動を行った結果、目標としていた企業に内定を貰うことが出来ました。

専門分野の能力と組み合わせであれば、TOEICのスコアが600であることは大きな強みになります。

あなたが学んでいる分野、または働いている業界で優秀な人でも同時に高い英語力を身に着けている人は意外と少ないのではないでしょうか。

英語力と専門分野を組み合わせることで周囲との差別化にも繋がり、他に人にはない強みを持つことが出来ます。

専門分野は広い視野で考えよう

ここまで読んでくださった方の中には「他に強みとしている専門分野なんてないよ」と感じた方もいらっしゃると思います。

しかし、一口に専門分野と言ってもその考え方は様々です。

例えば、専門の資格や学歴がなかったとしても、接客業のアルバイト経験があることであったり、趣味を通じてパソコンに詳しいということも大きな強みとなり得ます。

専門分野の強みがあることで英語力が評価されるハードルが下がるのと同時に、英語力があることで専門分野の能力に関せても評価されるハードルが下がることは間違いありません。

改めて広い視野で自分の強みとする能力を見直し、どのような相乗効果が見込めるかを考えてみてはいかがでしょうか。